生まれる前のお母さんのお腹のなかにいるときから赤ちゃんの歯は形成され、健康な口腔機能は豊かな食生活を支えます。
ぬり絵が大好きだった泣き虫の女の子が、お母さんとなってお子さまと一緒に来院していただいております。
また元気に通院くださっていたご夫婦がご高齢になられて、ご主人が病気になりご自宅に訪問歯科治療に行かせていただいております。長年にわたって患者さまの健康管理に関わらせていただいていることを実感しております。
これからも、スタッフ一同素直に反省し奉仕をいとわず謙虚に感謝の気持ちを忘れず一期一会の精神で日々頑張ってまいります。
徳地歯科はお母さんのお腹にいる時から天寿を全うされるまでみなさんのすべてのライフステージでお口の健康づくりのパートナーとなるのが使命です。
みなさんがお口の健康を通して心身ともに健康な毎日を過ごされ、いきいきとした地域社会創設に貢献できるよう様々な活動を実践していくのが徳地歯科の目標です。
九州大学歯学部卒業
京都大学医学部付属病院歯科口腔外科勤務
平成元年 | 徳地歯科医院開院 |
平成19年~21年
| 京都府歯科医師医師会常務理事 京都南歯科医師会会長 |
老年歯科医学会、口腔衛生学会、補綴歯科学会
家庭菜園、愛犬との散歩
私たちは口の専門家です。
お口の健康を通してみなさまの健康を維持したいと考えています。
しかしながらお口の健康だけでは全身の健康は維持できません。反対にお口の健康状態が悪ければからだの健康状態も維持できないでしょう。歯だけが悪いという人は少なく、歯が健康な人はからだも健康な人が多いと思います。実際に残っている歯の数によって、脳梗塞のリスクや認知症の発症率に差があるというデータも出ています。
人はどうして歯を磨くのでしょう?
親から歯を磨きなさいと言われるからでしょうか?
小さい頃はそうでしょう。
子供たちの歯の健康を守るのはとても大事な親の役目です。でも、大人になってから親に言われないと歯を磨かない人は少ないと思います。それは歯を磨くことにより、美味しく食事ができること、楽しく会話ができること、仕事が頑張れること、生活が楽しくなり、さらには人生そのものが充実することを知っているからではないでしょうか。
「ありがとうございます。歯の治療をしてなんでも咬(か)めるようになりました。」
歯科医師冥利につきる最高の褒め言葉です。
しかしながら、病気療養中で何年も口から食べることを制限されていた方から食べるための訓練やリハビリを続けたことによって、
「ありがとうございます。おかげさまで、口から食べられるようになりました。」
こんな言葉をいただきました。
どんなによく切れる包丁も、それを扱う料理人の腕がなければいけません。歯も然り、どんなに素晴らしい歯もその歯を上手に扱う健康なからだがなければ食べられないのです。
「咬める」と「食べられる」 似て非なるこの言葉の重みを感じた時、わたしは歯科医療とは歯だけを診ていては駄目なんだと気づきました。
歯を見て口を見ず、口を見てからだを見ず、からだを見て生活を見ず
それではいけません。
私たちがみるのは歯だけではありません。
歯の専門家としての目で生活に寄り添い、からだの健康を診たいと考えています。
ひとりの歯科医師が全てに対応することは困難です。
徳地歯科ではそれぞれ専門性を持った歯科医師が対応することで、より質の高い医療を提供することをめざしています。
現在、日本は未曾有の少子高齢化の波に直面しています。その波は現在の医療・保険システムに大きな変化を求めるでしょう。超高齢化社会、死亡者数の急増、医療的ケアの必要な障害者の急増など。外来診療に来ることができず在宅療養される人も急増するでしょう。
地域における歯科医療ステーションとして0歳から命を全うするその日まで寄り添う医療を提供し、歯科医療と生活、歯科診療所と地域を結びつけ新しい歯科医療のあり方を模索していきたいと考えています。
経 歴 | 愛知学院大学歯学部卒業 |
所属学会 | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 日本静脈経腸栄養学会 日本口腔ケア学会 日本障害者歯科学会 |
お口の健康を通してみなさんの全身の健康づくりのお役に立ちたいと思っています。
治療にあたっては患者さま、小さなお子さまの場合はご家族様としっかりお話をし、お口の症状やお体の状態をじっくりお聞きした上で治療にかからせていただきます。
治療に対する不安を取り除けるよう、十分なわかりやすい説明を心掛けております。
気になることやわからないことはなんでもご相談ください。
経 歴 | 九州大学歯学部卒業 |
所属学会 | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 |
私は今まで病院歯科で高齢者・有病者の歯科診療に、京都府・沖縄県の障害者歯科センターで障害者歯科診療に専従してきました。患者様は皆さん、発達障害や精神障害のため歯科治療の意味が理解できなかったり、歯科治療恐怖症や小さなお子様で歯科治療が怖かったり、脳性麻痺や脳梗塞後で姿勢が保てなかったりで、歯科治療に困っている方たちでした。
歯科受診が難しい患者様に、安心して安全に治療を受けていただけるよう日々診療に取り組んできました。治療が難しい皆さんのお口の中を治療することで、美味しく食事ができるように、楽しくおしゃべりができるように、患者様とご家族と一緒に考えてまいります。
当院は口腔外科専門医、矯正歯科専門医、摂食機能療法専門歯科医師も所属しております。お口の中をより良く改善し、維持管理ができるように医院スタッフと共に取り組んでまいります。
このような対応をしています
経 歴 | 大阪歯科大学卒業 |
所属学会 / 指導医・専門医 | 日本障害者歯科学会 指導医・専門医 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 日本有病者歯科学会 日本歯科麻酔学会 |
口腔外科専門医として京都大学医学部附属病院歯科口腔外科で、15年以上勤務してきました。口腔外科では、親知らずの抜歯やインプラント、顎の手術、口腔がんの治療などを行っています。そのため、口腔外科といえば、「大きな病院で手術などを受ける大変な治療」というイメージが強いかもしれません。しかし、徳地歯科医院でも十分対応可能な場合もあります。気軽に相談できる患者さんに近い口腔外科診療を行います。是非ご相談ください。
また、大学院では10年以上歯周病をはじめとした口の病気と全身の病気に関する研究を行ってきました。研究のなかで、歯周病など口の病気は、動脈硬化、関節リウマチ、糖尿病、認知症などと深い関係があることを明らかにしてきました1~4)。また、現在は咀嚼能力(かむ能力)と生命予後(寿命)の関係を研究しています。
口の病気を予防、治療することは、全身の病気にも悪影響を及ぼし、寿命にも影響します。歯を1本でも多く残すために、一生おいしく食べれることができる口の中であるために、どうすればよいか一緒に考えていきたいと思います。納得いくまで説明し、ベストな治療を提供します。
1) S Fukuhara, K Asai. et al.Association of Education and Depressive Symptoms with Tooth Loss. J Dent Res. 2021 Apr;100(4):361-368.
2) Asai K, Yamori M, et al. Tooth loss and atherosclerosis: the Nagahama Study. J Dent Res. 2014 Nov; 52S- 58S.
3) Terao C, Asai K, et al. Significant association of periodontal disease with anti-citrullinated peptide antibody in a Japanese healthy population - The Nagahama study. J Autoimmun. 2015 May; 59:85-90.
4) Yamazaki T, Asai K, et al. Mastication and risk for diabetes in a Japanese population: a cross-sectional study.; Nagahama Study Collaboration Group. PLoS One. 2013
経 歴 | 神奈川歯科大学歯学部卒業 |
所属学会 / 専門医 | 日本口腔外科学会 専門医 日本口腔科学会 認定医 日本口腔インプラント学会 |
矯正歯科専門医の速水です。
経 歴 | 大阪歯科大学歯学部卒 歯学博士 大阪歯科大学歯科矯正学講座 非常勤講師 |
専門医 | 日本矯正歯科学会認定医 |